• とけいじ千絵

季節ごとの日本の食卓


採った野菜が静かに枯れて朽ちていく狭間に、ちみちみありがたく、皮だけを炒めてみたり、果肉を生食したり、出汁をとってみたり... 

派手な見た目でなくたって、 同じ野菜が3日続いたって。 なにがあっても台所に向かう、 今の時期は汗だくで、 なるべく火を使いなくないなあ、酸っぱいものがいいよなぁと、独り言をいいながら、

もちょもちょと食事を拵える。 自分自身のための食事、 大切な人達のための食事。 忙しいながらもそれをきちんと確保できている時、 私は、私と周りの人を大切にできていると錯覚し、自己満足し、それが自負に繋がっていく。 そうできるこの日常が、何より幸せなことだと思う。 


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